飲食店の原価率

今日のWBSからもう一件。
梅田駅改札すぐのジューススタンドの行列。今は違うが、原価率5割で始めたそうだ。
つぼ八の創業者で、会社を追い出された石井誠二もいつも5割と言っている。(新たに始めた八百八町も譲渡していたとは知らなかった)
ブックオフ創業者の、「俺のxx」シリーズのレストランも原価率をケチらないことを重要視している。

原価率5割は前から驚異的な高さだと思っていたが、効率化された世の中ではそんなものだろう。
自分で作ろうと思ってもそもそも同じ条件で材料の入手ができないし、時間コストや技術の差を考えたらやってられない。料理は趣味であり、愛情を込めたとか別の価値観でしかはかれないものになっているのだろう。
http://www.tbsradio.jp/life/201304282013/

冒頭のジューススタンド、形のくずれたみかんの缶詰を大量に仕入れるなどして原価率を下げていったそうだ。5割で始めて安定した売上を継続し、実績で仕入れのバリエーションを増やして原価率を下げて、また新しいビジネスを5割で始める(60円たいやきも経営されている)というのはいいモデルだ。