今年よかったもの<2> 演劇
NODA・MAP エッグ
劇場には40歳仕事持ちとしてはかなり足を運ぶほうだが、チケット入手にそれほど労力を使わないので超有名劇団の作品は生ではあまり見れていない。WOWOWというと映画だが、実は演劇の放送も多く重宝している。そんなわけで残念ながらエッグもWOWOWでの視聴
ある史実を利用した叙述トリックが使われているのだが、よくこれを思いついたと感心する。まったく予備知識なく見たのでインパクトが大きかった。(ほんとはこれを聞かずに観れるといいんだけど)
中盤までは、なぜ登場人物がそんなに必死なってるのか物語にのりきれず、エッグという架空のスポーツの設定を除いても不自然な登場人物の行動、普通の視点からみたら違和感のある温度差を感じて、途中で録画を消してしまおうかと思ったほどだ。
終盤にトリックが明かされると、それまでの違和感が一瞬で氷解する。叙述トリックの推理小説は相当読んだが、視界でも表現しなければならない演劇でもここまでできるものか。アイデアと、それをベースとした練られた脚本。
2013年2月14日(木)にもう一度放送されるようなので、それまでネットで検索などせずに観るといいかも。
Yahooオークションで無理にチケットをとりに行くことはないがたまに「おけぴ」は使う
http://okepi.net/
最近は、おけぴで取れることも多くなったような気がする。
丈青という大好きなピアニストがいるのだが、
http://www.joseipiano.com/
劇中の音楽が丈青っぽいなとおもったら、やっぱり丈青トリオだった。