マクドナルドのカウンターでのメニュー廃止

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1738523.html

お客様がカウンターマットの前で考え込むことが、長蛇の列や待ち時間の長さにつながっていた。それならラミネート加工したメニュー表を先にお渡しし、待っている間に注文内容を考えていただこうと、カウンターのメニューを廃止した。東京近郊で1年ほどテストした結果、注文時間の短縮や満足度向上につながったので、10月から全店実施に踏み切った。

なるほど。実店舗でのテストが上手くいったというのが不思議だったが、人員を投入して行列中の客にメニューを渡していたのか。スターバックスコールド・ストーン・クリーマリーの例を挙げるまでもなく、これなら効率的なはずだ。問題のすりかえで、注文時間が長くなるのはカウンターにメニューがあるからではなく、行列中に時間を無駄にしているからだ。
実際の店舗には行列中の客に対応できるほど店員は多くない。陰謀史観に立つものではないが、メニュー廃止が露骨なセットメニュー誘導なのは否めない。
原田社長になってからのマクドナルドは、メイド・フォー・ユー導入で美味しくなったし売上も利益も伸びてよかったが、マクドナルドも含め外食産業は最近軒並み業績が悪化している。こういう施策を強行するぐらい厳しい環境なのだろう。