賃貸か持家か - ｋｙのブログ

しかし、近年の持家/賃貸論争のポイントは違うところにありそうです。
それは、将来の不確実性が増大する中で、住居と支払いを長期間固定することへの警戒感です。

生涯住み続けた場合の損得も一つの比較方法ですが、そもそも「そのシナリオが続くのか？」ということが賃貸派の思考の根底にあるのではないでしょうか。

郊外に庭付き一戸建て、専業主婦に車が1台あって、子供二人を高校に行かせるというのがささやかな幸せと言われることはさすがに減ってきた。私はこれらのどれにもあてはまらない。（ハーレーは持ってるが）

私が賃貸に拘るのは、トータルの得失だけでなく外的環境の変化と、自分自身の考え方が変ることによる収入の変化が想定できないから。

もちろん効用の差が最大で、家賃がただお金が消えていくだけに感じる人もいれば、ローンの縛りをキツく感じる人もいる。
勉強しなくてもいいというのも自由で全く否定しないが、勉強したいのに塾にいかないと勉強できないような人は住宅ローンで家計を強制するのもいいだろう。