さわかみ投信

http://kabumatome.doorblog.jp/archives/65713475.html
この記事で、さわかみ投信を思い出した。電機中心で金融やインフラを全く持たない特徴的なポートフォリオで堅実なパフォーマンスだったが、パナソニックやシャープで最近は大変なことになってる。



澤上氏の、たられば発言は事実なら酷い。
http://blog.livedoor.jp/tsurao/archives/1602720.html
「現金ポジションを35%にまで高めて」というのも、現金比率が毎月末2%以下(下記リンク他)のポートフォリオではあり得ない。おそらく35%の銘柄を金額ベースで入れ替えたぐらいのことを意図的に言い替えたか、記者が間違えたのだろう。
http://www.sawakami.co.jp/_data/pdf/fundreport2012.pdf



http://renny.jugem.jp/?eid=2652
最近パフォーマンスの悪いファンドを毎月積立で遡ったらゼロ勝が続くのは当たり前でゼロ勝145敗と言うのはさすがにミスリードだが、パフォーマンス推移は面白い。(引用先ブログの「K2K2」でなく「イッカーツ」の方)

2001年までのITバブル崩壊で、この手の銘柄を組み込んでないさわかみファンドは驚異的なパフォーマンスを残している。ただ、重厚な製造業中心のポートフォリオはここ5年では典型的な悪い銘柄選択だった。電力や金融を組みこまず、花王など優良な内需株を買っていたから、プラスとマイナスが相殺され指数にちょっと負けるぐらいで済んでいた。

日本を取り巻く変化に澤上氏も付いていけなかったということだろう。最近は銘柄選択にも変化があり、これからどうなるかは興味深い