インフルエンザ罹患

インフルエンザA型に罹患した。

インフルエンザワクチン接種は、義務教育期間中に選択制になってから注射嫌いもあり30年以上避けてきたが、今シーズンはなんとなく病院へ行って受けてみた。
さて、木曜にくしゃみ鼻水が大変なことになり、医者へいくも普通の風邪の処置。この時に熱はなかった。1ヶ月以上前にワクチン接種を受けていたこともあり、何の疑問もなかった。
夜中から39度以上の高熱が出て、金曜にもう一度受診したところ、人生で初めてインフルエンザ罹患(A型)を宣告される。

ワクチンの効用は諸説あるが、これまで平気だったのに予防接種を受けた途端に罹患すると、ある程度までは調べてみたくなる。
全くの門外漢なので、表現の上手いサイトを鵜呑みにしないよう、物事には必ず両面があるのを肝に銘じて調べるつもりだ。

Twitterで早速ワクチン反対派からの返信があった。全発言を検索してチェックしているようだ。

私には、注射が嫌い(痛いので)、かつ人類の摂取行為として注射が不自然だという、注射に否定的なバイアスがある。注射などしないにこしたことはない。薬はすべからく毒だが、口から入れるということでかなりの安心感がある。
吸収するまでに幾多の段階を経る経口が基本で、ビタミン注射など緊急性の無い注射などは考えもしない。
渡辺淳一の医者としての発言は100%信用しているのだが、同じ趣旨をコラムで書かれていた。
発熱は抗体反応であり、解熱も可能な限りしたくない。
ただ、環境の変化は人間の進化をはるかに上回るスピードで進んでおり、現在の環境が人間が自然で生きていられるとは思っていない。たとえば花粉症などは積極的に薬に頼って対応しなければならないと思っている。

インフルエンザ薬のイナビルは凄い効果で、土曜朝には熱が引いた。解熱作用があまり無いと聞いていたが、金曜夕方に大きく下がった後に夜中に再び上昇した感じもなんだか素直にウイルスと戦っているようで心地良い。

まあ起こってしまったものはそれ以上でも以下でも無いが、目下の課題は来シーズンの予防接種を受けるかどうかだ。
昨年まで一度も罹患していないし、放っておいて、かかってから直すというのもありかと思ってる。イナビル等の対処薬は発症してすぐに使わなければならないので、常に病院に行ける状況にいなければならないが。