桐島、部活やめるってよ

巡回してる文化人のブログ、Podcastで大絶賛の映画、やっと観た

なんというか、自分にとってベストかどうかはともかく、皆が言うように感想を語りたくなる映画。未見の人に勧めたくなる。不朽の名作かどうかはともかくだけど、わざわざ出掛ける時間・金銭コストを払う価値は十分にあります。パンフレットのプロデューサーの制作日記も秀逸なので、映画館に行ったらケチらず買いましょう。

とにかく映画館で、キャスト・スタッフが作り上げた(制作日記を読むと肩入れしてしまう)演技を観ましょう。

http://www.tbsradio.jp/utamaru/2012/09/915_2.html
小説の映画化だが、モノローグをカットして(邦画はここをなんでもセリフにしてまう傾向がある)演技ですべて表現している。構成を原作から大胆に映画向きに変更して、時間的に収まらない部分はばっさりと切り、それが成功している素晴らしい脚本。(制作日記に詳しい)。
テレビでなく映画館に行くというハードルをクリアした観客へ向け、リアリティだけで終わらせずにカタルシスも用意されているが、単純なハッピーエンドにつなげることはない。

http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20120915

http://www.tbsradio.jp/utamaru/2012/09/915_podcast.html

http://www.tbsradio.jp/utamaru/2012/09/915_podcast_1.html
後編、町山智浩ルサンチマンが爆発

吉田大八監督の解説
http://www.tbsradio.jp/utamaru/2012/09/922_3.html
http://www.tbsradio.jp/utamaru/2012/09/922_4.html

http://matome.naver.jp/odai/2134793869255260701

リアルさを追求するだけの映画でないが、リアルに学生時代の感覚が思い起こされる。思い出でなく、その時の感情。高校までが「桐島〜」なら、大人になってから(こちらは恋愛についてだが)が「ブルーバレンタイン
http://kydataboxnew.seesaa.net/article/272022707.html



後日また書き足すつもり。