アイリス・チャン

いろいろチェックしているつもりでも、エアポケットのように抜けていることがある
http://www.tachibana-akira.com/2012/10/4879
自殺してたとは、全く知らなかった。

中国での生存者へのインタビューなど、2年に及ぶ調査の後に書き上げた『ザ・レイプ・オブ・南京』は50万部を超えるベストセラーとなり、アイリスをたちまちのうちにセレブの座に押し上げます。

しかし、満を持して上梓した3作目の『ザ・チャイニーズ・アメリカン』は、彼女の期待に反して酷評に晒されることになりました。西部開拓時代のアメリカで鉄道建設に従事した中国人がどれほどの迫害に耐えたのかを描いた力作ですが、アメリカの知識層は、旧日本軍が中国人をレイプする話には喝采を送っても、アメリカ人が中国移民を差別する話は好まなかったのです。

3作目の存在も知らなかった。いかにもアメリカ的な反応だ。

ザ・レイプ・オブ・南京はむちゃくちゃな書だが、著者の志をほんの少し見直した。中国寄りの視点を信じすぎてはいるが、政府のバックアップを受けて漁船で尖閣へ上陸するよりは純粋な愛国心があるのだろう。アメリカで、アメリカを批判する本を書いたらどうなるかに思いが至らないあたり純粋すぎる

http://www.tachibana-akira.com/2012/09/4870
欧米では、尖閣南京大虐殺の認識はこんなものだ。