「債務から株式へ」より

http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/1b49b81b09282ff81fa7e9b375ec4cae

  • 破綻処理が困難である:株式の場合はITバブルのときのように、企業が破綻したら株券が紙切れになって終わりだが、債務は債務者の資産価値が落ちても軽減されないので、債務削減や清算の手続きが複雑になる。
  • 市場の変化に適応できない:グローバル化やインターネットによって市場の変動が大きくなり、金融契約が複雑化した世界で、一定の金利を保証する金融契約はリスクが大きい。
  • 経済状況の変化を反映しにくい:企業業績が大きく落ちた場合、株式の場合は個々の銘柄の配当の変化に反映されるが、金利債務不履行になるまで返済されるので、企業の潜在的リスクがわかりにくい。
 なんとも簡潔で、分かりやすい。