将棋名人戦対局中の羽生名人に朝日新聞委託記者がサインをねだる

 記者が対局中にサインをねだる、ありえないことが起こった。羽生七冠の後、将棋に関心のないマスコミまで素人を送り込んでいるので、対局中に何かが起こるのも時間の問題だった。
 将棋界はまわりの関係者も含め、狭く排他的な世界だ。相撲界などと一緒で不祥事は通常は公にならないが、NHK衛星テレビで全国に放送されてしまったため全マスコミが報道した。
 しかし報道陣は数名の観戦記者、指定されたカメラマンを除いて主催紙が仕切っており、対局開始の数分と終了後、対局中も指定された時間以外は対局室に入れないはず。どうやってサインをねだったのだろうと、BSニュースのありえない報道に驚きながら不思議に思った。

 問題の記者が東公平なのをネットで知って氷解した。将棋ファンなら必ず観戦記を目にしたことがある業界の大御所だ。
 非があっても誤らない朝日新聞だが、今回ばかりは同情。東公平に観戦記を頼んだことは責められないだろう。
 奨励会でプロを目指してたぐらいだから、たとえ相手の手番でも邪魔をしてはいけないことぐらい常識なはずだ。
 金子金五郎の娘と離婚してたというのも今回ネットで知ったが、人間的に問題があるのだろうか。

http://ja.wikipedia.org/wiki/ノート:東公平 
http://ja.wikipedia.org/wiki/東公平

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1247821.html
http://getnews.jp/archives/9226