ソーシャルレンディング:磯崎哲也ブログより

isologueで大連載していたソーシャルレンディング
貸金業+第二種金融商品取引業なんて、本当にできるのか?

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 今日(9/23)のWBSにmaneo が登場していた。ガイアの夜明けなど、日経が紹介したビジネスがぽしゃることは多いがどうだろうか。
固定金利で貸す層は、特に日本では元本保証と勘違いしてる人が多く、起こるであろう不履行にどう対応するか今から興味深い。

 借金の返済圧力は、他人の目と将来に亘る自分の信用と効用のトレードオフ。隣の目が気になれば返済するし、将来のより大きな借金の住宅ローンが借りれなくなったりヤクザに脅されれば返すインセンティブは増す。
 前者の例では頼母子講のように地縁を抑止力とするのが日本人には最適。近所の結びつきが強い沖縄では模合という別名で発展し、消費者金融のデフォルト率も経済力が劣るにもかかわらず他県より相当低い。
 ネットの関係にどこまで返済圧力を期待できるか。貸し借りのビットオファーが離れているのはコストだけでなく看板量も大きい。Yahoo!オークションの手数料%は、一瞬で債権債務関係が消滅するのに3%の手数料がかかる。年率数%の鞘で、会社が維持できるのだろうか。