企業情報分析今昔

お金は銀行に預けるな勝間和代

類書と変わらず、特に見るべきものはない。知識人が絶賛する(特に小飼弾)ほどのことはかったが、一点だけ昔を思い出した。

会計の研究をするためには、さまざまな企業の有価証券報告書を手に入れる必要があったのですが、インターネットが発達していなかった当時は企業へ直接問い合わせして入手するしかありませんでした。そして、会社へのアクセススムーズに行うためにはその会社の株を取得するのが一番手っ取り早い手段だったそうです
 有価証券報告書は誰でも入手できるのが法律のたてつけで、大蔵省で閲覧できるし本屋で購入できる。企業に問い合わせて入手するのは有報じゃないだろうというのはさておき、研究でなく家で片手間に企業を知るには株を買うのが効率的だったのは事実。
 昔は販売している色つきの表紙の有報に加えて、内輪向けに無料で配布する白の有報があった。今でも後者は作られ、関係者にご報告申し上げるのが行事と化してるのだろうか。